サクラアワードとは?

審査責任者 田辺由美からのメッセージ

田辺由美

“食卓に合うワインを探すお手伝い”、“日本のワイン消費量を増やす”、“女性の活躍の場を広げる”を掲げ、サクラアワードは13 回目の審査会を迎えます。

サクラアワード受賞ワインは日本の食卓を飾り、食文化の中にワインが根付いてきていると感じております。国内外の生産者にもサクラアワードは知られるようになっただけでなく、ワイン市場の活性化に大切なワインコンペテションとして認められるようになってきました。特に「ワインと和食、ワインとアジア料理」との相性は世界でも類を見ない審査とし評価をいただていております。また、この数年、増え続けているのが、中欧と東欧からのエントリーです。一方、前回から始めた、低アルコールワイン及びノン・アルコールワインは生産者からの評価も高く、さらに多くのエントリーが期待できます。消費動向の多様性に応えるべく、今年はフレーヴァードワインを審査対応とします。

サクラアワードは、今年もワインの生産者、輸入会社、流通・販売会社、そして消費者の皆様と共に、新しいストーリーのページを増やし、ワイン文化の発展に寄与すべく、進んでまいります。

業界で活躍する女性のワインプロフェショナルが選んだワインです。

審査会世界のワイン戦産地からエントリーされたワインは、ブラインド(開示内容は品種とヴィンテージ、甘口ワインの残糖度、陶スパークリングの醸造方法)で審査を行います。全国から集まってくださったワイン業界で働く方々で、ソムリエやWSET の資格を有している430 名のワインプロフェッショナルです。審査は100 点満点で評価され、ダブルゴールド、ゴールド、シルバーと、料理とのペアリング賞、特別賞が選ばれます。

12回目のエントリーは36カ国から3,962アイテム!

サクラアワードに対する高い期待は、エントリーにも表れています。
前回より8カ国増え、36カ国の国々からサンプルが送られてきました。日本女性の高い審査力が世界に認められたのがその要因と思います。世界的な温暖化、気候変動によるワインの生産量の落ち込む中、エントリー数も保たれています。
ワインを選ぶ主役は女性です。ワインのプロである430 名の女性が選んだワインは必ず消費者の満足につながります。新しいワインの市場開拓へ、サクラアワードは尽力してまいります。

2025年 受賞結果

概要・目的・審査方法

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概要 ~アジア最大のワインコンペティション~

“SAKURA” Japan Women’s Wine Awardsは日本の女性が審査する国際的なワインコンペティションとして2014年に始まりました。ワインエデュケーターとして活躍する田辺由美が審査責任者を務めています。

エントリー数は毎年増加し、3年目には4,000アイテムを超え、アジアで最大で最も価値あるワインコンペティションとなりました。受賞結果は、日本女性による新しいワイン選びの基準を生み出し、国内外からも高い関心を集めました。ワイン文化の発展、日本のワイン市場の更なる活性化に寄与することが期待されています。

審査会は田辺由美が代表理事を務める一般社団法人ワインアンドスピリッツ文化協会が主催し、ワインアンドワインカルチャー株式会社(代表取締役田辺由美)が運営を担当しています。

目的と目標 ~ワイン市場を牽引する女性に着目~

Object「日本の食事にあったワインを探すお手伝いをする」、「ワイン市場の活性化に貢献する」、「ワイン業界で働く女性の活躍の場を広げる」の3つの目的をスローガンとしています。

新しい目標としては、若い世代と女性の市場を鑑み、低アルコール、ノンアルコールワインは勿論のこと、フレーヴァードワインの審査を加えます。また、中央ヨーロッパ、東ヨーロッパ、中央アジアのワインなど日本ではまだ珍しい国々からのエントリーが増えています。歴史が古く、固有品種の多い国々のワインの市場の広がりも大切な役割と感じております。

審査方法 ~100に細分化されるカテゴリー~

審査別カテゴリー

・エントリーされたワインは品種別、醸造方法別に分けられます。
*次のカテゴリー別にエントリーが行われます。

  1. スティルワイン赤
  2. スティルワイン白
  3. スティルワインロゼ
  4. スパークリングワイン(白・ロゼ・赤)およびセミ・スパークリングワイン(白・ロゼ・赤)
  5. フォーティファイドワイン
  6. 甘口ワイン
  7. オレンジワイン
  8. 低アルコールワイン
  9. ノンアルコールワイン
  10. フレーヴァードワイン

*上記10のエントリーのカテゴリーは審査の前に次のように、さらに品種別、醸造方法などを考慮し分けられます。

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  • スパークリングワインは品種の他、炭酸ガス圧・残糖・製造方法別に分けます。
  • 甘口ワインとフォーティファイドワインは残糖度、製造方法で分けます。

*以上の作業によって審査のために分けられるカテゴリーは100近くになります。

審査会、そして受賞発表

審査の流れ

  • 審査は100点満点で評価され、すべてのカテゴリーの中から得点に応じ、ダブルゴールド、ゴールド、シルバーの各受賞ワインが選ばれます。更にダブルゴールドの中からより優れたワインがダイヤモンドトロフィーに選ばれます。詳細は「各賞のご案内」を参照ください。
  • 審査員には「ぶどう品種名」「ヴィンテージ」「アルコール度数」「残糖分」「製法」の情報が開示されます。
  • 品種別に行う審査方法で、1フライトは最大15アイテムです。比較審査ではなく、あくまでも個別にワインを審査する方法を採用しています。
  • 一人が一日に行う審査アイテム数は約50~60アイテムです。
  • ブショネ等のダメージワインは再審査されます。

審査集計と受賞発表

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  • 審査が終わると直ちに点数は集計されます。カテゴリーには関係なく、得点数でダブルゴールド、ゴールド、シルバーを決定します。
  • 2月14日にダイヤモンドトロフィー、ダブルゴールド、ゴールド、シルバー各賞と特別賞及び特別賞グランプリの発表を行いました。

在日大使館と生産者団体が後援

後援団体は日本在大使館、生産者団体、その他のワイン関係機関が含まれます。ワイン文化を日本に広めるサクラアワードの活動を応援して下さる団体です。これらの後援団体を通し、ワイン生産者の皆様にサクラアワードの活動を告知してくださっています。
詳細は後援団体のページを参照ください。

受賞ワインは販売協力会社から消費者に

Sales Partnerサクラアワードの活動を理解し、受賞ワインを実際に広く販売してくださる会社で、登録制となっています。流通・小売り・業務卸が中心となり、全国でサクラアワード受賞ワインの拡売に貢献しています。
詳細は販売協力会社ご登録のページを参照ください。登録料は無料です。

受賞ワインと料理を楽しめるサポートレストラン

サクラアワードの活動を理解し、受賞ワインをレストランのワインリストにオンリストしているレストランです。受賞ワインが置いてあるレストランであれば、簡単にHPから登録することができます。
詳細はサクラアワードサポートレストランご登録のページを参照ください。登録料は無料です。

受賞ワインはメダルシールが目印

メダルロゴ

女性が選んだ日本人の繊細な味覚を満足させるワインです。
ダイヤモンドトロフィー、ダブルゴールド、ゴールド、シルバーのメダルロゴがあります。お近くのデパート、スーパーマーケット、ワインショップ又はネットショップでお買い求めいただけます。

特別賞と特別賞グランプリ

  • 女性ワインメーカー賞
  • いつも飲みたいスパークリングワイン賞(価格カテゴリー<D><E><F>の高品質sparkling)
  • これから飲みたい品種賞
  • フォーティファイドワイン賞
  • デザートワイン賞イメージ
  • ロゼワイン賞
  • "グランプリ" ジャパニーズワイン賞
  • コストパフォーマンス賞
  • 和食・アジア料理に合うワイン賞
    (寿司、天ぷら、すき焼き、焼き鳥、鉄板焼き、寄せ鍋、韓国料理、中華料理、タイ料理)
  • オレンジワイン賞

2025年 ダイヤモンドトロフィー、特別賞グランプリ受賞結果

お問合せはサクラアワード事務局まで

エントリーに関するお問合せはこちらからお願いいたします。

今後のスケジュールはこちらをご覧ください。

FAQ(よくあるご質問)はこちら

主催団体

一般社団法人 ワインアンドスピリッツ文化協会
代表理事 田辺由美

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